自殺を止めたければ
前回の続きのような内容です。
自由に生きていいのだから、
自殺する事、自殺したいという思いを持つ事が絶対的な悪ではないと思う、と前回書きました。
それならば同様に、
人に対して、死んでほしくないという思いを抱くことも悪いことではないはず。
では、人が自殺しようと思っているのを止めさせたければ、もしくは実行に移すのを止めたければ、どうすればいいのだろう。
よく聞くのが、
「あなたが死ぬと周りの人が悲しむ。私も悲しい。だから死んではいけない。」
とか、
「親からもらった命は大事にしなければならない」
的なもの。
でもこれは、自殺を止める側の自分勝手な思いだと思う。
その人が何故死にたいと思っているのかを理解しようとしたり、その死にたいという気持ちを軽減しようという考えがそこには存在しない。
周りの人間のエゴで、死にたい人間の気持ちを抑えている。その抑圧によって、いずれ爆発するかもしれない。
人に死んで欲しくないならば、その人自身に、「生きたい」という思いを感じさせなければならないと思う。
「生きたい」じゃなくても良い。
「生きてもいい」ぐらいで良い。
よく言われている事だけど、やっぱり重要なのは少なくとも何か、その人が生きる上で、楽しみを感じるものの存在を見つける事だとと思う。
それは、好きなもの。音楽でも、本でも、マンガでも、ゲームでも、スポーツでも、ドラマでも、アニメでも、アイドルでも何だっていい。
仮にまた、「死にたい」という思いを持っても、それに触れることで、「生きても良い」の方へ感情を戻してくれるようなもの。
そのようなものを見つけなければならない。
死にたいと思ったら、この音楽を聴くとか、このゲームをするとか。
大したことじゃなくても良い。
人生において、役立たないことでも良い。
何か楽しい事、好きな事を見つけられたならば、その人は、
「生きたい」「生きてもいい」
っていう考えを持てるんじゃないかな。
2回連続で、重苦しい話題を続けてしまいました。今後もこのような記事を書くかも知れませんが、どうぞよしなに。
普通に好きなことの記事も書きます。(オタク趣味が多いけど(笑))
では。お読み頂きありがとうございました!